立憲民主党と国民民主党合流~国民・分党により起こる大きな問題

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月12日放送)に数量政策学者の高橋洋一が出演。国民民主党・玉木代表が立憲民主党との合流をめぐり、分党の意向を表明したニュースについて解説した。

立憲民主党との合流をめぐり国民民主党の分党を表明する玉木雄一郎代表=2020年8月11日午後、東京・永田町の国民民主党本部 写真提供:産経新聞社

国民民主党・玉木代表が立憲民主党との合流をめぐり分党の考えを表明

国民民主党の玉木代表は8月11日、立憲民主党との合流について党内の意見が分かれていることから、党を分ける分党をする考えを示した。玉木代表は合流には参加しないとしている。

飯田)国民民主党は、賛成派と反対派で分かれて分党だそうです。

高橋)賛成と反対というのは、消費税や憲法ですかね。

飯田)消費税が折り合わなかったと言っているようです。

衆院本会議に臨む立憲民主党・枝野幸男代表と国民民主党・玉木雄一郎代表(左)=2020年1月20日午後、国会 写真提供:産経新聞社

立憲民主党と合流する国民民主党分派には交付金が行かない

高橋)基本的な考えが、国民民主で分かれているということなのでしょう。合流となると、立憲の方が支持率はありますが、国民はお金があります。しかし分党となると、立憲の方からすればお金が来ません。分党だと、分割政党と解散政党の2つに分かれます。解散政党には交付金が行きません。そうすると、立憲民主党の人は「お金が来ないの?」と思うでしょう。

飯田)もともと旧民主党があって、民進党、希望の党という流れのなかに国民民主党があるから、お金がたくさんあると。

高橋)民主党からの継続政党になっていますので、お金があります。立憲民主党はありません。分党すると、継続政党にお金が行きます。今回もそういう形になるということは、玉木さんは「お金は俺のものだ」と言っていることと一緒です。変な見方かも知れませんが。でも、お金の話をしないと、この動きはわからないと思います。

飯田)選挙をやるにしても何にしても、お金がかかるということで、それをどちらが取るのかと。

【立憲フェス2020】壇上で参加者の質問などに答える立憲民主党の枝野幸男代表=2020年2月16日午後、東京都新宿区 写真提供:産経新聞社

お金が欲しかった立憲民主党と支持率が欲しかった国民民主党~しかしお金は別となってしまう

高橋)立憲としては、それが欲しかったのでしょう。国民としては支持率が欲しかった。それでwin-winだと思っていたら、国民民主党の方で「お金は別よ」と言ったという話です。

飯田)玉木さんとしては、伝家の宝刀を抜いたということですか?

高橋)抜いたでしょう。人数が少なくなってお金もそのままだと、1人当たりの額が多くなりますから。玉木さんは自分は残ると言っているので、お金をもらうと言っているということです。このように解説するといやらしくなりますが、政治は簡単で、お金と票の話でほとんど説明できてしまうのです。

飯田)票を取るか、お金を取るかだけれども。

党首会談に臨む国民民主党・玉木雄一郎代表(左)と立憲民主党・枝野幸男代表=2019年8月15日午後、国会内 写真提供:産経新聞社

基本政策で分かれていても、お金のために一緒にいた国民民主党

高橋)基本政策で分かれていても、お金のために一緒にいたのが国民民主党だったということです。

飯田)いろいろなものが見えますね。選挙が遠のいたという話も作用しましたか?

高橋)政治は一寸先は闇ですから。9月に開催される予定のG7を、11月にするとトランプさんが言ったでしょう。9月の予定がなくなってしまいます。解散になりかねません。

飯田)空白で解散になりかねないと。

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