黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の太田しのぶが出演。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動と「読み聞かせプロジェクト」#SaveWithStories(セーブ・ウィズ・ストーリーズ)SNSキャンペーンについて語った。
黒木)今週のゲストは「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の太田しのぶさんです。子どもたちを支えるためには、世界の子どもたちにいま何が起こっているかを知ることが大切なのですね。
太田)私はセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンで広報を担当しておりまして、日々世界中から活動の様子や、子どもたちの状況が届けられます。
黒木)すべての世界の状況が集まって来るのですか?
太田)それが英語で届きますので、伝わる日本語、伝わる情報にして外に発信するということを心がけています。支援活動をしていると、難しい専門用語がたくさん出て来てしまいます。難しい専門用語を並べても、その分野に興味の高い人でないと、なかなか理解できないと思います。ですので、難しい言葉を易しい言葉にしてお伝えしています。また、子どもたちからのメッセージが届くことがあるのですが、子どもたちが本当に言いたかったことを、うまく伝わる日本語で表現して発信することを心がけています。
黒木)改めまして、「読み聞かせプロジェクト」#SaveWithStories(セーブ・ウィズ・ストーリーズ)SNSキャンペーンの紹介を、太田さんからお願いいたします。
太田)セーブ・ザ・チルドレンが送る「読み聞かせプロジェクト」#SaveWithStories(セーブ・ウィズ・ストーリーズ)SNSキャンペーンは、5月20日から100名以上の各界の著名人の皆さんにご賛同、ご参加いただきまして、6月末まで毎日新しい読み聞かせの動画を配信して来ました。こちらは12月末まで無料で試聴いただけますので、多くの方に「セーブ・ザ・チルドレン 読み聞かせ」で検索していただいて、さまざまな物語の世界を楽しんでいただけたらと思っています。また私たちは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子どもたちを支援する活動もしておりまして、活動へのご寄付、募金も呼びかけています。ぜひ私たちの活動を、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのホームページでご覧いただいて、ご支援していただけると大変嬉しいです。
黒木)多くの子ども達のために活動していらっしゃるのですね。「読み聞かせプロジェクト」#SaveWithStories(セーブ・ウィズ・ストーリーズ)は、私も読み聞かせに参加させていただいておりますので、こちらの動画も多くの方に見ていただきたいと思います。
太田しのぶ(おおた・しのぶ)/セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン広報
<セーブ・ザ・チルドレン>
■子どもの支援活動を行う、民間・非営利の国際組織。
■1919年、イギリス人女性のエグランタイン・ジェブによって創設。彼女は第一次世界大戦で荒廃したヨーロッパで、敵・味方の枠を超えて、栄養不良に苦しむ敵国の子どもたちの支援に取り組んだ女性。
■その活動のなかで、子どもの権利に関する世界初の公式文書とされる「ジュネーブ子どもの権利宣言」を起草。その理念は、現在196の国と地域が締結している国連「子どもの権利条約」へとつながり、世界に広がっている。
■現在、日本を含む29ヵ国の独立したメンバーが連携し、約120ヵ国で子ども支援活動を展開している。
<セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン>
■1986年、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン設立。
■国内外で行政や地域社会と連携し、子どもたちとともに活動を行っている。
■海外では保健・栄養・教育などの分野で活動し、自然災害や紛争における緊急・人道支援を実施。また国内では、子どもの貧困問題解決や子ども虐待の予防などに向けた事業の他、東日本大震災や熊本地震における緊急・復興支援を通して、子どもの権利を実現する活動を行っている。
<「読み聞かせプロジェクト」セーブ・ウィズ・ストーリーズSNSキャンペーン>
■新型コロナウイルス感染症が世界的に猛威を振るうなか、国内外でさまざまな支援を行っている「セーブ・ザ・チルドレン」。
■その活動の一環として、外出自粛の影響で外に出ることのできない子どもたちのために、そして子ども支援活動への寄付を呼び掛けることを目的に、著名人による「読み聞かせプロジェクト」、セーブ・ウィズ・ストーリーズSNSキャンペーンを実施。
■セーブ・ザ・チルドレンUSAから始まり、日本でも5月20日からスタート。
■74人の著名人が参加。6月30日まで展開。動画公開は12月末までを予定。
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳