キャスターの辛坊治郎が10月7日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演。韓国・文在寅政権の国際的な評価について解説した。
辛坊)夕刊フジの1面です。
「韓国を完全無視 日米豪印中国包囲網」
~『夕刊フジ』2020年10月7日記事 より
辛坊)日本で、日本とアメリカとオーストラリアとインドとの外相会談が開かれて、2面……
「日米豪印外相が会談 中国念頭に連携強化」
~『夕刊フジ』2020年10月7日記事 より
辛坊)ということで、常識的には日本、アメリカ、オーストラリア、インドの共通項は何かというと、自由と民主主義ということを根幹に据える国ということじゃないですか。そうなったら、当然この流れで言うと、韓国が入っていてもおかしくないんです。
増山)そうですね。
辛坊)だけど、今回韓国が入っていないのはなぜかというと、韓国は一応自由と民主主義を国の根幹に据える、我々と同じ価値観を共有する国であるはずなのだけれども、どうもやっぱり「中国傾斜が最近ひどいんじゃないの」という見方が、日本、アメリカなどにあります。本来ならこの並びだったら韓国が入っていてもおかしくないのに、入っていない。
その韓国がいまどのような状況かということが1面に出ているのですが、ここに出てくるのが例の『愛の不時着』なんです。あれは韓国ドラマじゃないですか。韓国ドラマであれが大ヒットして、日本でも韓国でも「あのドラマのように、北朝鮮にトラブルで不時着しちゃうと、ああやって愛が芽生えるようなことがあるんじゃないの」と。
増山)「優しい軍人の方がいるのではないか」と。
辛坊)夕刊フジの締めを読んでみます。
現実はまったく違った。北朝鮮軍の将校は、「上からの指令」に従い、漂着した韓国の公務員(漁業監視船の乗組員)を無慈悲に射殺し“火刑式”まで行った。
~『夕刊フジ』2020年10月7日記事 より
辛坊)このあいだ、韓国で漂流している男性が北朝鮮軍に射殺されて燃やされしまったという話がありますが、現実は『愛の不時着』とはまったく違うだろうという指摘の通りなのです。
漂着から射殺までの6時間、韓国は北朝鮮の無線を傍受しながら、北朝鮮に対して「韓国国民の保護」を要請することもなかった。
~『夕刊フジ』2020年10月7日記事 より
辛坊)ちょっと、文政権って問題なんじゃないの、というのが10月7日の夕刊フジの1面、2面をみると鮮明に浮かび上がります。これは、必読として読んでいただきたいです。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)