「食事量の減少」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『コロナの影響で運動する機会が減ってしまい、あまりお腹が空かないので、食事の量がめっきり減ってしまいました。食べ過ぎはよくないと聞きますが、あまり食べないのもよくないのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「身体を動かす機会が減ると、食事の量が減ってしまいがちですが、お腹が減らないからと言って、食事の量を減らし過ぎるのは考えものです。
人間には基礎代謝という、何もしていなくても必要なエネルギーがあるからです。食事が疎かになって、エネルギーや必要な栄養素が不足すると、気力や活力がなくなったり、怪我をしても治りにくくなります。
あるいは、感染症などの病気にもかかりやすくなる心配があります。食欲がない日もあろうかとは思いますが、無理のない範囲で食事はきちんと摂っていただきたいです。
外出を極端に控えてしまうと、麺類や菓子パンなど、糖質中心の手軽な食事に偏りがちです。意識してタンパク質や脂質、ビタミンなども取り入れ、バランスのよい食事ができればいいのではないでしょうか」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団
(ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」8月4日放送より)
番組情報
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