マスクで起きる肌荒れ。どんなケアをしたらいいの? 医師が回答
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「マスクによる肌荒れケア」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」で解説された。
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ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」
番組に寄せられた健康の疑問『外出のときにマスクが手放せない日々ですが、何だか口の周りが蒸れて、かゆみと肌荒れがひどいのです。1日の大半をマスクで過ごすために起きる肌荒れに対して、どんなケアをしたらいいのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「1日の大半をマスク着用で過ごす方も多いため、年代や性別を問わず、口の周りの皮膚症状で悩む方が増えている印象です。
マスクが常に触れたり擦れたりする刺激は、皮膚の表面にある角層という部分にダメージを与えます。角層が持つバリア機能が低下すると、乾燥や炎症が起こりやすくなり、かゆみ、かぶれ、ニキビなどにつながります。
肌荒れを起こさないために大切なのは、マスクの大きさや形、素材が合っているかどうかを見直すことと、もう1つは丁寧な保湿です。自分に合った刺激の少ないスキンケア製品で、優しくしっかり保湿することを心がけましょう。
ただし、症状がなかなかひかない場合、外用薬などによるケアが必要なこともあります。セルフケアでよくならない場合には、医療機関を受診することをおすすめします」
協力:医療ジャーナリスト・森まどか
監修:日本健診財団
ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」8月17日放送分より