ストレッチ、ちょっと痛くても続けていいの? 医師が回答
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「ストレッチの適切な強さ」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(11月3日放送)で解説された。
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ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」
番組に寄せられた健康の疑問『体を柔らかくするために少しずつストレッチを始めました。いままで運動をまったくして来なかったのもあって、筋肉痛になっています。ちょっと痛みが出ていても、ストレッチを続けて大丈夫なのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「ストレッチをするときのちょうどいい強さは、痛気持ちいいくらいとよく表現されますね。
筋肉は急激に伸ばされたり痛みを感じたりすると、縮もうとする力が働くため、逆に伸びにくくなってしまいます。
ストレッチのちょうどいい強さは、自分でも気持ちいいと感じるくらい。痛みの方が強くなると筋肉は伸びにくくなってしまいますので、注意が必要です。
ストレッチは毎日続けるうちに、少しずつ伸ばせる範囲が広がって行きます。無理のない範囲で、ご自身が心地いいと感じる強さでお続けになってください。
また、ストレッチの際は呼吸を止めずに、しっかりと息をしながら行うのがおすすめです」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団