KDDIウェブコミュニケーションズ代表取締役社長・山崎雅人~日常になったリモートワークの先にあるもの

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ代表取締役社長の山崎雅人が出演。アフターコロナの働き方におけるITの関わり方について語った。

山崎雅人

黒木)今週のゲストは株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ代表取締役社長の山崎雅人さんです。2020年は新型コロナウイルスの影響で、在宅ワーク、リモートワークが本当に増えました。山崎さんの会社ではどうですか?

山崎)もともとITの技術自体が、「仕事をいかに効率化するか」という形で進化して使われて来ました。いまはそこからさらに効率的に、「どこでもいつでも」使えるようになっています。実は、数年前からそのようなことはできるようになっていました。我々の会社では、コロナになる前から在宅勤務の社員はかなりいました。育児をしながら仕事をしたり、介護をしながら仕事をするという社員もいたのですが、まだまだ少なく、「仕事というのは会社に来てやるものだ」ということが常識としてありました。環境としては整っていたのですが、それを使う状況には至りませんでした。しかし、新型コロナの影響で、こういう状況になり、「家でやりましょう」という形になりました。現在、社員が200人程いるのですが、会社に出て来ている社員は5人程で、その他はみんな家で仕事をしているという状況です。

黒木)すると、ITもこれからどんどん進歩して行くのではないですか?

山崎)オンラインで仕事をする場合、対面とは違うコミュニケーションになります。「そこをどう補うか」ということを含めて進化して行くと思います。

黒木)2020年は、働き方の改革という意味でも、大きな節目になる気がします。今後はどのようなことを考えていらっしゃいますか?

山崎)いままでは、東京に職場があれば東京の人が働きに行くという形が中心でしたが、もうすでに我々の会社でも、東京に住んでいる必要はなくなっています。宮古島に移住する社員がいたり、田舎に帰って両親のところで仕事をするというような人が増えています。「東京で小さな家を買うぐらいなら、地方に行って大きな家を買おう」ということで地方に出て行く人もいます。そう考えると、どこに住んでいる社員でも働けるという状況なので、いままでのような、住むところの条件はありません。世界中のどこに住んでいても、「気に入った仕事があれば、一緒に仕事をしましょう」ということが言えるようになるので、よりいろいろなところで、いろいろな人とつながりながら仕事をすることができるのではないかと思います。

黒木)いろいろな土地の人たちの情報も入って来ますね。

山崎)よりいろいろなものがつくりやすく、よりかゆいところに手が届くものがつくれるようになるのではと期待をしています。

黒木)それが家電のようなITですね。

山崎)会社として、大きなオフィスが1つあるより、その費用を使って、リゾート地に小さなオフィスをたくさんつくって、「きょうは北海道で働くけれど、来週は沖縄で働く」というような働き方ができた方が楽しいのではないかと思っています。

黒木)そのような構想もあるのですか?

山崎)少し動き出しています。

山崎雅人

山崎雅人(やまざき・まさと)/(株)KDDIウェブコミュニケーションズ代表取締役社長

■1990年、第二電電株式会社(現KDDI)入社。業務系、営業支援系のシステム開発、企業向けサービス企画・開発、事業企画等を担当。
■2016年、KDDIウェブコミュニケーションズの社長に就任。小規模事業者の課題解決・IT化促進、新しい働き方、情報格差の解消などが関心ごと。

【株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ】
■1987年からレンタルサーバー事業「CPI」創業。30年以上続く老舗ブランド。
■2009年、専門知識がなくても簡単にホームページを作成できるドイツのホームページ作成サービス「ジンドゥー」と日本での独占契約を締結。「ジンドゥー・ジャパン」としてサービス提供。現在までに200万サイトが日本でつくられている。
■その他にも、クラウド電話APIサービス「Twilio」、ブログサービス「g.o.a.t」を展開。
■「高いITスキルがなくとも直感的に使える」というポイントでサービスを提供。ITを家電のように気軽に使える社会を目指している。

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