どんな症状が出たら、糖尿病のサイン? 医師が回答
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「糖尿病のサイン」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(9月3日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『職場の同僚が健康診断で糖尿病と言われ、精密検査を受けることになりました。突然のことに本人も周りもびっくり。どんな症状が出たら、糖尿病のサインなのでしょうか? 早い段階で気付くことはできますか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「糖尿病が疑われる特徴的な症状は、以下のようなものが挙げられます。
(1)のどや口のなかが異常に乾く
(2)尿の回数や量が増え、夜間にもトイレに行く
(3)疲れやすい
(4)食べていても体重が減る
(5)傷が治りにくい
(6)歯周病の悪化
とは言え、初期にはサインとなる自覚症状がない場合も多く、健康診断や他の病気で医療機関を受診したときに、偶然見つかるというケースも少なくありません。
日本の糖尿病患者の95%を占める2型糖尿病は、ゆっくり進行し、症状が少しずつ現れるので、わずかな体調の変化を見逃さないことが重要です。
血糖値が高いと言われたことがある方、肥満の方、家族に糖尿病の人がいる方は、糖尿病になりやすい傾向があると言えるでしょう」
協力:医療ジャーナリスト・森まどか
監修:日本健診財団
番組情報
健康の気になる話題、素朴な疑問に日本健診財団のお医者さんが答えます。
定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!