いわゆる甘いものは別腹というのは本当にあるの? 医師が回答
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「別腹」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(1月11日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『甘いものは別腹、なんて言葉をよく聞きますが、本当に別腹というものは存在するのですか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「『甘いものは別腹』とは、よく聞く言葉ですね。特に女性の方はそう感じることが多いのかも知れません。
では、別腹はあるのでしょうか? もちろん胃袋が2つあるという方は、いままで1人も見つかっておりません。しかし、人が満腹感を感じる仕組みの上では、別腹というものは存在するのです。
食事をすると、脳の満腹中枢が刺激され、満腹感をおぼえて次第に食欲が収まって行きます。ところが、胃袋がいっぱいのときであっても、好物や美味しそうな食べ物を見たり、匂いを嗅ぐことで摂食中枢が刺激され、再びお腹が空き始めます。
消化活動が活発になり、胃のなかにあるものが小腸に送り出され、胃に隙間が空いて、さらに食べられるようになるのです。これが『別腹』と言われるものです」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団
番組情報
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