「酸っぱいものと唾液」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(1月18日放送)で解説された。

ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」
番組に寄せられた健康の疑問『梅干しなどの酸っぱいものを見ると、どうして唾液が出るのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「過去に酸っぱいものを食べたとき、その味覚を覚えていることによる反射行動だと言われています。何かを見ただけでも唾液が出るということがわかっています。
私たちが感じる酸っぱい味、酸味は、腐敗していたり毒性が強かったり、口に入れると危険な食べ物に含まれていることが多いです。
そのため、舌がその味覚を感知すると、唾液を分泌して毒を洗い流そうとする防御機能があると考えられています。
酸っぱいものを食べると唾液の分泌が活発になり、それが脳に記憶されていることで、酸っぱいものを見ただけでも唾液が出て、防御の準備に入ろうとするのです」
協力:医療ジャーナリスト・森まどか
監修:日本健診財団