たまに1日1食。この生活を続けていて大丈夫? 医師が回答
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「1日1食の食生活」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(2月2日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『一般的に朝昼晩1日3食と言いますが、たまに1日1食にしています。まったく気にしていなかったのですが、この生活を続けて大丈夫でしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「1日1食の理由が胃を休めることや、ダイエットを目的にされていらっしゃるのであれば、食事の回数を減らすよりも内容と食べる量を見直してみることをお勧めします。
食事の回数というのは、体内時計を正常に働かせることに大きく関わっていると考えられ、1日3食をとることには意味があります。
朝目覚めて活動の準備をしたり、夜に休息をするといった体内時計の働きは、消化や代謝、細胞の再生などに影響していると考えられています。これを正常に動かすためには太陽を浴びたり、朝食をとるといった毎朝の行動でのリセットが大切です。
たまに1日1食にすることで体内のリズムを乱すことは、あまり健康維持にいいとは言えないと思います」
協力:医療ジャーナリスト・森まどか
監修:日本健診財団
番組情報
健康の気になる話題、素朴な疑問に日本健診財団のお医者さんが答えます。
定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!