ビワの収穫量、2番目に多いのが千葉県。1番の都道府県は?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「ビワ」です。
ビワはバラ科の植物で、サクラやウメ、モモ、イチゴ、リンゴ、ナシと同じ仲間です。収穫時期はハウス栽培のものは2月から4月ですが、自然に栽培された「露地もの」は、5月から6月です。
「ビワ」という名前は葉の形、または果実の形が弦楽器の琵琶に似ていることから、この名前が付けられたといわれています。
ビワの学名には「日本の……」という意味の『Japonica(ジャポニカ)』という言葉が付いていますが、原産地は日本ではなくて中国なんです。
日本にも野生の種類のビワがあったそうですが、現在、栽培されているのは中国から来た品種だそうです。日本のビワについては奈良時代の書物にも書かれていますが、野生の小さなビワだったと考えられています。
日本でビワの栽培が始まったのは、江戸時代の中頃で、『現在の千葉県富浦(とみうら)で1751年頃に栽培されていた』という記録が残っているそうですよ。
現在、ビワの収穫量が一番多いのは長崎県で、全体の3割以上を占めています。2番目が千葉県で、そのあとを鹿児島県、香川県、愛媛県が続いています。
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