雲は10種類 では一番高い所に現れる雲の名前は?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「雲」です。
雲は形や高さによって、大きく10種類に分けられています。一番高い所に現れる雲が「巻雲(けんうん)」です。“薄く、ハケで書いたような雲”で、春と秋の空によく現れて、風が強い日に出来ます。筋(すじ)のように見えることから「筋雲(すじぐも)」とも呼ばれます。
「巻積雲(けんせきうん)」は“薄くて小さなかたまり”が集まって出来た雲です。時には“さざ波”のような状態になります。小さなかたまりがまるで魚のウロコのように集まっていることから「うろこ雲」や「いわし雲」とも呼ばれています。特に秋によく現れるため、秋を代表する雲です。この雲が現れると、翌日以降に雨を降らせることがあります。
「巻層雲(けんそううん)」は、薄いベールのような雲です。低気圧が近づくと出来やすく、雨を降らせることも多い雲です。
「巻雲」、「巻積雲」、「巻層雲」はいずれも高さ5キロから13キロの所に現れるため、「上層雲(じょうそううん)」というグループに分けられます。上層雲は氷の粒で出来ています。
また上層雲と呼ばれる雲の名前はいずれも「巻」という字で始まります。
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