日本に自生している桜は何種類ある?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月16日放送分のテーマは「桜」です。
日本に自生している野生の桜は、全部で9つの種類があります。ヤマザクラ(山桜)、オオヤマザクラ(大山桜)、カスミザクラ(霞桜)、オオシマザクラ(大島桜)、エドヒガン(江戸彼岸)、チョウジザクラ(丁字桜)、マメザクラ(豆桜)、タカネザクラ(高嶺桜)、ミヤマザクラ(深山桜)の9つです。
この9つの桜を基本にして、そこから分かれて生まれた種類を合わせると、100種類以上の桜が自生しています。他にも沖縄には、野生化したといわれるカンヒザクラ(寒緋桜)という桜があります。さらに、人の手で育成された品種は200種類以上もあるそうです。
今、ご紹介した中で日本の桜の中で最も代表的な品種がヤマザクラです。主に本州の関東・中部地方から南に自生していて、別名「シロヤマザクラ」とも呼ばれています。古くから詩や歌に詠まれている桜は、このヤマザクラのことです。
オオシマザクラは、伊豆大島を始めとする伊豆諸島や伊豆半島南部に自生する桜です。
そしてエドヒガンは、本州・四国・九州に広く自生する桜で、早咲きの桜です。このエドヒガンの枝が垂れたものが、シダレザクラです。茨城には「外大野のしだれ桜」という、茨城県の天然記念物の桜があります。
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