「深呼吸」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(3月22日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『呼吸が浅くて、なかなか大きく息が吸えません。いい大人なのですが、深呼吸が苦手。これって治るのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「普段、何気なく行っている呼吸ですが、意識をしていないとどうしても浅くなってしまいがちです。呼吸が浅いと身体に十分な酸素を取り込むことができず、疲れやすくなったり、集中力の低下を感じるかも知れません。
呼吸が浅くなってしまうのは、姿勢の悪さや口呼吸などに原因があります。猫背の人は横隔膜が圧迫されたり、肺の動きが悪くなり、呼吸が浅くなりがちです。
また、口呼吸もお勧めできません。口は本来、食べ物を消化するための消化器官であり、呼吸器ではないため、口呼吸は身体にデメリットが多いのです。
呼吸が浅いことが気になる方は、背筋を伸ばして姿勢を正したり、意識して鼻から呼吸する。あるいは、腹式呼吸に切り替えるなど、呼吸の仕方を意識することで深く呼吸ができるようになるはずです。
同時にストレッチを行って、上半身の筋肉をほぐすことも深い呼吸につながるため、お勧めです」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団
番組情報
健康の気になる話題、素朴な疑問に日本健診財団のお医者さんが答えます。
定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!