アイスキャンディーは「アイスクリーム」のジャンルに入るのか
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月3日放送分のテーマは「アイスクリーム」です。
一般に「アイスクリーム」と呼ばれているものは、法律上では「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」の3つに分類されています。
この違いですが、含まれている乳固形分と乳脂肪分の量です。「乳固形分」とは、乳製品に含まれる水分以外の部分のことです。それに対して「乳脂肪分」は、乳固形分に含まれる脂肪分で、バターやクリームになる成分のことです。
アイスクリームは乳固形分が15%以上、乳脂肪分が8%以上のものを言います。乳固形分と乳脂肪分がより多く含まれると、口あたりのよさや滑らかさが加わって、コクやミルクの風味がアップします。
アイスミルクは乳固形分が10%以上、乳脂肪分が3%以上のものを言います。
ラクトアイスは乳固形分が3%以上のものです。動物性の乳脂肪に代わり、植物性脂肪が多く使われていて、サッパリとした口あたりが特徴です。
ちなみに乳固形分が3%未満のものは、アイスクリームのジャンルではなく「氷菓(ひょうか)・氷菓子」として定められています。果汁などを凍らせたアイスキャンディーやシャーベットなどは、法律では「氷菓」となり、アイスクリームのジャンルとは別に扱われています。
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