「公園」を最初につくったのはどこの国?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月16日放送分のテーマは「公園」です。
公園は私達の生活に潤いを与えてくれる大切な施設です。さらに、地域の人々がふれあう“にぎわいの場”でもあります。
お子さんやその親御さん、ペットを連れた飼い主さん、お散歩中のお年寄りの方まで、公園を通じてさまざまな人と人とのつながりを保つことができます。
また地域に根差した公園には「自分たちの街の公園だから、自分たちでいつもキレイにしましょう」という、地元の方々の思いが込められています。
現在はいろいろ規制や制約があり、公園のイメージは以前とは違って来ていますが、本来、公園とはそういったものだそうです。
このように“誰もが無料で利用できる、公共の空間としての公園”が誕生したのは、19世紀です。イギリスで市民革命を通じて「公園」という概念が生まれ、市民が自分たちの権利として「憩いの場」を主張しました。その結果、貴族が所有していた狩りのための土地、あるいは庭園が憩いの場として開放されて行きます。
そして“自治体が運営する市民のための公園”として、1847年に誕生したのがイギリスのバーケンヘッド・パークです。そうした経緯もあって、バーケンヘッド・パークは「公園の始まり」と言われています。
番組情報
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・