新型コロナをインフルエンザ並みの扱いへ舵を切る必要 ~日本の経済を戻すために

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(9月21日放送)にジャーナリストの有本香が出演。バイデン政権が11月から外国人の入国条件に、ワクチン接種を義務化するというニュースについて解説した。

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」

バイデン政権が外国人の入国条件にワクチン接種を義務化

アメリカのバイデン政権は入国する外国人に対して、11月上旬から新型コロナウイルスのワクチン接種完了を義務付ける方針を発表した。航空機搭乗時にワクチン接種の証明書提示を要求するもので、日本人も対象となる。

日本の場合、ワクチン接種済の人には隔離を緩和してもいいのでは

飯田)いままではPCR検査の陰性証明が必要でしたけれども、今度はワクチン。

有本)外国人の入国にワクチン接種を義務化するというのは、日本もやったらいいのではないでしょうか。しかし、日本の場合は、感染状況も重症者数も他の国と状況が違うので、日本国内におけるワクチンパスポートについては、慎重であるべきだと思います。日本人は、みんな律儀にマスクをして、手洗いをきちんとやっているではないですか。

飯田)やっています。

有本)ヨーロッパ各国のように、ワクチンパスポートで人々の行動を制限する方向には行かなくてもいいと思います。しかし、出入国については厳正に管理するべきなので、PCR検査とワクチン接種を義務付ける。日本人が国外に行く場合、何が問題かと言うと、アメリカなどは入国が比較的しやすいのです。ところが帰って来たときの日本側の隔離が厳重だということです。

飯田)14日間というね。

有本)ワクチンを打っていて、抗体を持っている人間に関しては、特に帰国者に関しては緩和してもいいのではないかと思います。

保健所縛りをやめて治療の方向にシフトする

有本)現場を取材すればわかりますが、保健所ははっきり言って崩壊していますよ。

飯田)もともと数が少ないし、人の数も少なくなって。

有本)こんなことをやる体制がもともとなかったのですから。

飯田)なのに、かつての結核など、いろいろな感染症があったから。

有本)昔の防疫体制ですよ。

飯田)法律の建て付けではそうなっているのに、でもコストカットされている。

有本)いまの状態に合っていないのですよね。新型コロナについても正体がわかって来たし、日本の場合は、もちろん不幸にして亡くなられる方もいらっしゃいますが、海外と比べたら重症者も少ないわけです。今後は治療の方向にシフトして行き、保健所縛りをやめて、かと言って2類か5類かという端的な話ではなく、特例的であってもいいと思うのです。要するにかかった最初の段階で適切に処置をして、できるだけ重症化させない方向に重点を置いた方がいいのではないかと思いますけれど。

飯田)季節性インフルエンザのようなワクチンを打つことで、重症化を予防できますと。その上、この先に特効薬が出れば。

有本)飲み薬が出ればね。

飯田)効くものが出たら、車の両輪で行けるわけですよね。

有効な飲み薬による治療~限りなくインフルエンザに近付けなくてはならない

有本)薬関係を取材しているのですけれども、いちばんいいのは、飲み薬です。

飯田)そうですよね。

有本)抗体カクテルのような点滴だと、それなりの施設に行かなければできません。自宅で療養しているときに、重症化しないという薬があればいちばんいいわけですから、そういう選択肢を増やして行って、限りなくインフルエンザに近づけて行くという方向に舵を切らないと。この状況では、東京などの都心でも、空き店舗が増えているではないですか。「どうするのですか」と思いますものね。

飯田)銀座でも白い看板が目に付きます。

有本)これは大変な事態だと思います。他の先進国、諸外国と比べても、「日本は戻りが悪い」と去年(2020年)も言われた。デフレだったところにコロナが来ているわけでしょう。こんな状態をこれ以上続けるのは、国全体の自殺行為になると思います。

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飯田浩司のOK! Cozy up!

FM93/AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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