「海水からつくった塩」に呼び方があるって知っていますか?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月17日放送分のテーマは「塩のつくり方」です。
塩のつくり方は、大きく分けて3つあります。1つ目は「海水を使うつくり方」です。日本は周りを海で囲まれていますので、海水を利用してつくるのが最も適しています。
海水には約3%の塩分が含まれていますが、その塩分を熱し、水分を蒸発させたりして取り出します。海水からつくられた塩は「海塩(かいえん)」と呼ばれます。
同じ海塩でも、やり方の違いで「天日塩(てんじつえん/てんぴじお)」と「煎ごう塩」に分けられます。
天日塩は、砂浜につくった塩の田んぼ(塩田)に海水を引き込み、太陽の熱と風によって水分を蒸発させることでつくられます。ただし、このやり方の場合、天候に左右されやすいのが難点です。
煎ごう塩の「煎ごう」とは、「汁がなくなるまで煮つめる」という意味です。塩水を濃縮した「かん水」を釜で加熱し、水分を蒸発させて塩にします。
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