パンケーキの「パン」は、“食べるパンのこと”ではない?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月7日放送分のテーマは「パンケーキとホットケーキ」です。
「パンケーキ」とは、フライパンや鍋などで焼いてつくるケーキ全般のことを言います。パンケーキの「パン」は食パンなどのパンではなく、英語で「鍋」を意味する「pan」のことです。
パンケーキの基本となる材料は、小麦粉や牛乳、卵、砂糖、ベーキングパウダーです。ホットケーキも材料は同じで、つくり方も一緒ですから、「パンケーキもホットケーキも同じもの」と言えます。
日本では一般的に、「パンケーキ=甘さがひかえめで厚さの薄いもの」、「ホットケーキ=甘味があって厚めのもの」と、区別して呼ぶ傾向にあるそうです。
ちなみに、「ホットケーキ」という名前は日本で生まれたと言われています。明治時代、パンケーキが日本に伝わって来ましたが、その際は「薄餅(うすもち)」という名前で紹介されたそうです。
その後、大正時代の後半に東京のデパートの食堂で、「ハットケーキ」という名前で販売されるようになりました。それが昭和になり、温かいケーキだから「ホットケーキ」と呼ばれるようになった、と言われています。
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