夫婦間で交わされる「軽蔑」の言葉に注意……モラハラになる場合も
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月26日放送分のテーマは「夫婦間の障害」です。
ワシントン大学の心理学の名誉教授であるジョン・ゴットマンさんは、長年にわたって夫婦の関係や結婚生活について研究されています。ゴットマン氏によりますと、将来離婚してしまう夫婦の会話には、必ず4つのパターンが見受けられるそうです。
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(1)「軽蔑」……相手を軽蔑するような発言をする。
(2)「非難」……相手の人格攻撃をする。
(3)「自己弁護」……責任のなすり合いをする。
(4)「逃避」……問題にきちんと向き合わない。
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このなかで最も夫婦間の障害になるのは、「軽蔑」だそうです。例えば「そんなこともできないの?」「そんなやり方はダメ」といったように、相手がまったくのダメ人間であるかのような、見下した言い方が「軽蔑」に当てはまります。
特に奥さんの場合、旦那さんから軽蔑や非難をされ続けると、「自分は本当にダメな人間なんだ……」と思い込んでしまう傾向にあるそうです。
さらに、旦那さんの言っていることが実は間違っている場合でも、ずっと言われ続けることで、判断力を失って「相手が正しい」と思い込んでしまうケースがあります。これは立派なモラハラに当てはまるため、注意が必要です。
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・