「つくね=鶏のひき肉」「つみれ=魚のすり身」ではない!
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月10日放送分のテーマは「おせんべいとおかき&つくねとつみれの違い」です。
今回は「おせんべい・おかきの違い」と、「つくね・つみれの違い」をご紹介します。
「おせんべい」の原料は、私たちが普段食べているご飯と同じ「うるち米」です。それに対して、「おかき」の原料は「もち米」です。
さらに、同じもち米からつくられたものでも、形が大きいものは「おかき」、小さいものは「あられ」と呼ばれています
次に、「つくねとつみれの違い」です。ちなみに、「つくねは鶏のひき肉で、つみれは魚のすり身」と思われがちですが、違うのだそうです。
「つくね」という言葉は、こねて丸めるという意味の「つくねる」が語源です。練った状態のタネを丸めて団子状にしたり、串に刺したりと、形を整えてから調理します。材料も鶏のひき肉とは限らず、他の肉や魚を使ったものでも、同じつくり方をすれば「つくね」になります。
「つみれ」は、「摘み入れる」という言葉が語源です。この場合の「摘み入れる」とは、汁が入った鍋に練った状態のタネを、手やヘラで少しずつすくって入れて行く動作のことを言います。こちらも材料は魚のすり身だけとは限りません。
つまり同じ材料でも、調理の仕方の違いで名前が変わるのだそうです。
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