温泉なのに「冷たい温泉」が存在するって本当?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月18日放送分のテーマは「温泉の豆知識」です。
日本には3000を超える温泉があるそうですが、何をもって「温泉」と呼んでいるのでしょうか?
日本では、「温泉法」という法律によって定義が決められています。法律によると、「地下から沸き出した際、または汲み上げた際のいわゆる“源泉”の温度が25℃以上のもの」「炭酸や鉄分など19種類ある物質のうち、1つでも決められた量より多く含んでいるもの」が温泉にあたるそうです。
上記の定義で、どちらか1つでも満たしていれば温泉になります。ただ、「源泉温度が25℃以上のもの」について、「25℃より低くても温泉と呼べるのか」という疑問があります。実は、「冷たい温泉」というものがあるそうです。
例えば「寒の地獄温泉」(大分県)の温度は、13℃~14℃。そのため、入ることができるのは「7月~9月まで」と決められているそうです。このように、源泉温度が25℃未満のものは「冷鉱泉(れいこうせん)」と呼ばれています。
25℃以上の温泉だと、「低温泉(25℃以上~34℃未満)」「温泉(34℃以上~42℃未満)」「高温泉(42℃以上)」と分類されています。
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