中央大学法科大学院教授で弁護士の野村修也が9月8日(木)、ニッポン放送『新行市佳のOK! Cozy up!』に出演。静岡県牧之原市の認定こども園で起きた、3歳女児の「通園バス取り残され事件」について問題点を指摘した。
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園児が取り残されて死亡したものと同型の送迎バス=2022年9月6日 写真提供:産経新聞社
『新行市佳のOK! Cozy up!』月曜日~金曜日 6時~8時 生放送
野村は、この事件に関して問題が2つあると指摘。
1つは「人がミスをするという前提の仕組みになっていない点」と述べ「マニュアルを作ったことで終わらず、ヒューマンエラーが起こることを前提としなれけばいけない」と語った。例えば、アメリカの送迎バスのケースでは「バスから人が降りるとブザーが鳴り、そのブザーを止めるために、運転手が一番後ろの座席まで行かなければならず、自ずと点検になっている」など、絶対に人が行動しなければいけない仕掛け作りのモデルケースを見習うべきだと語った。
さらに、もう一つの問題点として「登園確認のシステム」を指摘。登園した児童を確認するための仕組みではなく「システムに入力すること」が仕事になっている部分を改善するべきと締めくくった。
■番組タイトル:ニッポン放送『新行市佳のOK! Cozy up!』
■放送日時:月曜~金曜 午前6時~8時 生放送
■パーソナリティ:新行市佳 (ニッポン放送アナウンサー)
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