「きものの日」と「1964年東京五輪」の関係とは?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月15日放送分のテーマは「きものの日」です。
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※画像はイメージです
「きものの日」は、「全日本きもの振興会」が1966年(昭和41年)に定めたものです。きっかけは、1964年に行われた東京オリンピックだと言われています。
日本を訪れた外国の方々から、「日本の民族衣装は『着物』だと思っていましたが、着物姿の方をほとんど見かけないのはどうしてですか?」という声が上がりました。
それを受け、日本の民族衣装である「着物」のシンボルとなる日として、11月15日を「きものの日」に定めたそうです。
11月15日を「きものの日」とした理由ですが、古くから旧暦の11月は「収穫を終えて実りを感謝する月」とされ、満月にあたる15日は「吉日」にあたるそうです。
また、この日は氏神様への感謝の気持ちを兼ねて、七五三のお参りに着物を着てお祝いしていたこともあり、11月15日を「きものの日」としたと言われています。