キャスターの辛坊治郎が12月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。大阪維新の会が2023年春の大阪市長選挙に向けて擁立を決めた党幹事長で大阪府議の横山英幸氏(41)について、フリーアナウンサーの久米宏氏以来の衝撃を受けたと語った。辛坊が驚いた理由とは……
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【大阪維新の会 大阪市長候補予備選挙】 記者会見する大阪維新の会の公認候補に決まった横山英幸氏(右)。左は吉村洋文代表(大阪府知事)=2022年12月10日午後7時6分、大阪市中央区 写真提供:産経新聞社
大阪維新の会が12月10日、2023年春の大阪市長選挙に大阪府議の横山英幸氏(41)を擁立することを決めた。初めての予備選挙を行い、最終選考に残った2人から投票で選出した。
辛坊)既に5人に絞られていた大阪維新の会の候補者ですが、私を含む予備選挙選考委員会の選考委員6人によって2人に絞ったうちの1人です。最終的には一般党員の投票により選ばれました。私は、横山英幸さんに衝撃を受けました。久米宏さん以来の人物です。
自分の言葉がどれくらい相手に伝わっているかについて、話しながら計算できる人というのは実はそれほど多くはいません。久米さんのことを「すごい」と思ったのは、例えば漢字で読むとすぐに分かる言葉でも、耳で聞くと分からないような日本語が結構ありますが、久米さんはそうした言葉を瞬時に耳で聞いて分かる言葉に言い換えることができます。この技術を「すごい」と思いました。
横山さんも久米さんと同様に、自分の言葉がどれくらい目の前の相手に伝わっているかについて、考えながら話せる人です。コミュニケーションが下手な政治家が増えている中、横山さんが選ばれたことには「なるほど」と納得しました。