キャスターの辛坊治郎が12月14日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。新型コロナウイルス感染症対策をめぐる岸田文雄政権の姿勢について、「日本は世界の中で取り残されている」と指摘した。
中国政府は新型コロナ対策のために導入していた行動追跡アプリの運用を12月13日で終了したと発表した。これは国営アプリ「通信工程カード」で、携帯電話の位置情報を利用し、感染の危険が高い地域への移動履歴を追跡する仕組み。ただ、中国では他にも日常生活を管理する行動追跡アプリがあり、健康コードは現在も多くの人が店舗やオフィスへの出入りに使用している。
辛坊)中国の新型コロナに対する対応が劇的に変わりました。これまでの「ゼロコロナ」政策を解除したということです。こうなると、感染者の全数把握をしているのは世界で日本だけではないかと思います。中国でさえ、全数把握もやめました。岸田文雄政権は全数把握を見直し、簡略化して運用しているとはいえ、日本は世界の中で取り残されていると感じますね。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)