自販機の「電光表示板」は、「災害」の際にも役立つ?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。2月17日放送分のテーマは「自販機の機能」です。
屋外に置かれている多くの自販機には、置いてある場所を示す「住所表示ステッカー」が貼ってあります。知らない場所で事故や事件、火事などに遭遇したとき、携帯電話で110番や119番に連絡する際、場所を伝えるために貼ってあるそうです。
また道に迷ってしまい、自分が現在どこにいるのか知りたい場合も、自販機のステッカーが役に立ちます。
他にも自販機のなかには、社会貢献のためにさまざまな機能を備えたものがあります。例えば、街の安心・安全のために「防犯カメラ」が設置された自販機や、災害が発生した際に警報や避難指示、ニュースなどの情報をすぐお知らせできるよう「電光表示板」が付いている自販機。
また、災害によって停電したとき、非常用バッテリーで必要な電力を供給し、飲み物を提供できる自販機などもあります。
さらに災害時、「無料で飲み物を提供できる機能」が付いた自販機もあります。実際に2007年(平成19年)の石川県・能登半島地震や、2011年の東日本大震災の際、たくさんの被災者の方々がこの自販機を利用されたそうです。
さらに、心臓の病気で倒れた人の命を救うための装置「AED」を備えた自販機もあります。
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・