中国で「焼き餃子」があまり食べられない理由

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月31日放送分のテーマは「餃子の種類」です。

中国で「焼き餃子」があまり食べられない理由

※画像はイメージです

餃子は「焼き餃子」「水餃子」「蒸し餃子」「揚げ餃子」などのジャンルに分かれています。日本では焼き餃子が主流なのに対し、本場・中国では水餃子や蒸し餃子が主流だそうです。

「水餃子」と聞くと、「餃子を焼かずに茹でたもの」というイメージがあるかも知れませんが、水餃子用の餃子は、焼き餃子用の餃子とは微妙に違うのだそうです。

焼き餃子の場合、「薄めの皮にたっぷりの餡」が一般的ですが、水餃子の場合は「厚めの皮に少なめの餡」なのだとか。皮が厚めなのは、同じ小麦粉からつくられるうどんやパスタと同じように、モチモチ感を楽しむためだと言われています。

つまり、水餃子の主役は「皮」であり、皮を美味しくたべるための「餡」なのです。

ちなみに中国では、焼き餃子は「余った水餃子を焼いたもの」や「まかない料理」のイメージが根づいているため、食べることは少ないそうです。また、日本では餃子が「おかず」なのに対し、中国では「主食」のため、日本のような「餃子定食」などはありません。

このように、焼き餃子は日本で独自に進化したものだと言われています。焼き餃子が普及した理由としては、主食のお米に合うことや、焼いたときの香ばしい匂いが好まれたからだと考えられるそうです。

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