「華厳の滝」が1986年に「大きく変化」したのはなぜ?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月1日放送分のテーマは「日本三名瀑」です。
日本の滝のなかでも歴史的に有名であり、日本を代表する3つの滝を「日本三名瀑」と言います。
1つ目は「華厳の滝」(栃木県)です。中禅寺湖から流れ出る滝で、高さ約97メートルの崖を一気に落ちる、迫力のある滝です。1986年(昭和61年)に、滝の落ち口にある岩が大きく崩れ落ちてしまい、景色が変わったこともあります。現在でも岩は削られ続けているそうです。
2つ目は「那智の滝」(和歌山県)です。落差は約133メートルもあり、圧倒的なスケールを誇ります。滝が落ちる部分の岩には3つの切れ目があり、流れが3つの筋に分かれることから「三筋の滝」とも呼ばれます。
3つ目は「袋田の滝」(茨城県)です。滝の流れが岩壁を4段に落ちることから、「四度の滝」とも呼ばれます。一説には、西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことから、「四度の滝」の別名が付いたとも言われているそうです。
また、寒さの厳しい冬には滝全体が凍結し、その神秘的な風景から「氷瀑」と呼ばれることもあります。
番組情報
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