あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月19日放送分のテーマは「昭和のファッション用語」です。
ファッションの世界には、昭和の時代ならではの呼び名が数多くあります。
例えば「シミーズ」(正しくは「シュミーズ」)です。肩から紐で吊り、胸~膝の辺りまでを覆う女性用の肌着を指します。また、同じような肌着に「スリップ」があります。
違いとしては、「シュミーズ」が普段着のなかに着るものであるのに対し、「スリップ」はドレスのようなフォーマルな洋服を着る際に使います。
「ズロース」も女性用の下着で、一般的なショーツよりも股下が長く、ゆったりとしています。英語で「引き出し」を意味する「drawers(ドロワーズ)」が変化して「ズロース」になったと言われています。
「チョッキ」は袖がなく、丈が短い服……ベストのことを指します。
「とっくり」は「とっくりセーター」などの言葉で使われていました。襟の部分が酒などを入れるような、細長く口の狭い容器の「とっくり」に似ていることに由来します。現在の「ハイネック」「タートルネック」を指します。
また昭和の時代は、洋服をかけるハンガーを「えもんかけ」と呼ぶ方も多くいました。
番組情報
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・