東MAXこと東貴博が「51歳からの大学生活」を決意したきっかけ
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ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(4月30日放送)に、東MAXこと東貴博が出演。51歳で始めた大学生活について語った。
淵澤由樹(アシスタント):東さんは2021年、51歳で駒澤大学法学部政治学科に合格され、現在は3年生です。
東:浪人期間が長すぎますよね(笑)。18歳のときに浪人して。
自見はなこ:中学生のころ、お父様の東八郎さんから「俺は小学校しか出ていないから、お前には大学に行って欲しい」と言われていたそうですね。
東:憧れがあったみたいです。父は家が裕福ではなく、中学生のときから働いていました。私は大学附属の学校に入ったのですが、(次の学年に)上がれず……(笑)。「いつか大学に行けたらいいな」という思いはありましたが、仕事が順調だったので忘れていました。そうしたら、欽ちゃんが70歳を超えて大学に行ったのです。
自見:そうでした。とても話題になりましたよね。
東:欽ちゃんが楽しそうに大学の話をしてくれて、そのときに年をとっても大学に行けるシステムがあることを知りました。「そういえば自分も大学に行きたかったな」と思い出したのです。ただ、当時は忙しくて行けませんでしたが、コロナ禍になり、「いまだったら行ける」と思って勉強しました。
自見:すごいですね。
東:半年ぐらい勉強したら、一発で受かってしまいました。
自見:コロナ禍になって早々に切り替えたのですか?
東:イベントもなくなるし、地方に行く仕事もなくなって、「これは1年では終わらないな」と思いました。そのときに、「人生でやり残したことは何だろう」と。そもそも、うちの父が52歳で亡くなっているので、(自分が)40歳になったときに「あと一回りだな」と考えていたのです。家を建てようとか、やり残したことを考えて、そのなかに大学受験もありました。大学に通う、通わないは考えずに、まずは大学受験をしようと思いました。
自見:いまは大学生なのですか?
東:がっつり大学生です。去年(2022年)、2年生のときは週4回通っていました。90分×5コマの授業など、朝から晩まで集中して、仕事をする日と大学に通う日を分けていました。
自見:奥様や娘さんは応援してくれていますか?
東:全然です、「家事をやれ」って言われました(笑)。「何で大学と同じぐらい一生懸命、家事はできないの?」と(笑)。
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)