女優・鈴木夢、なぜ「パワーショベルの資格」を取得したのか
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ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(5月28日放送)に、女優の鈴木夢が出演。これからの夢について語った。
淵澤由樹(アシスタント):鈴木夢さんはテレビ番組などを通じて、さまざまな防災に関する活動をされています。
自見はなこ:夢さんは現在16歳で、東日本大震災が起きたときは4歳でした。当時のことを覚えているそうですね。
鈴木:幼稚園の園庭にいて、ジャングルジムで遊んでいたのですが、大きな揺れがあって警報が鳴り、母に飛びつきました。テレビのニュースなど、すごく怖かったことを覚えています。
自見:夢さんは重機のパワーショベルにも興味があるのですか?
鈴木:NHKの番組で操縦したことがきっかけでした。「これを運転して人助けができるんだ」と思い、そのときに「資格を取ろう」と決めました。去年(2022年)の10月、小型重機の資格を取得しました。
自見:高校1年生で!? 年齢制限はないのですか?
鈴木:私が受けた場所では最年少でした。災害はどうしても起きます。そういうときに役に立てたらいいなと思います。
自見:高校2年生で防災のことをしっかり考え、自分で重機の運転まで行えるようになるのはすごいですね。また、防災士の資格にも興味があるのですか?
鈴木:今年(2023年)中に取ろうと決めています。いざとなったとき、冷静に動けるようになりたいと思います。
淵澤:進学についてはどのように考えているのですか?
鈴木:最近のいちばんの悩みが進路で、やりたいことが多いのです。防災も学びたいし、看護など人のためになることも学びたい。あとはダンスや歌など、表現することも学びたいです。時間はあるので、進路についてたくさん悩みたいと思っています。
自見:最後に、同世代の若者へメッセージをお願いします。
鈴木:いまはSNSが主流ですが、人とのコミュニケーションが大事だなと思います。私は悩みや辛いことだけでなく、うれしいことなど話したいことを、話したいときに聞いてくれる相手を見つけて、楽しく過ごしていきたいです。ぜひ皆さんも話せる相手を見つけて、楽しく過ごしましょう。
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)