「アメダス(AMeDAS)」って何の略なの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月30日放送分のテーマは「天気予報の豆知識」です。
天気の変化はすべて科学の法則に基づいているため、スーパーコンピュータで「現在の大気の状態」から「未来の大気の状態」を予測しています。このように、天気の変化を計算して予測することを「数値予報」と言います。
天気予報は、「数値予報」と「さまざまな観測データ」をもとにつくられています。観測データはレーダーや気象衛星「ひまわり」、「アメダス」など、いろいろな機器で観測されます。
「アメダス(AMeDAS)」とは「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略で、「地域気象観測システム」と言います。雨や風、雪などの気象状況を細かく監視するため、降水量、風向き、風速、気温、湿度の観測を自動的に行い、気象災害の防止などで大切な役割を果たしています。
「アメダス」は1974年(昭和49年)11月から運用が始まり、現在、降水量を観測する観測所は全国に約1300ヵ所あります。このうち、約840ヵ所では降水量の他に、風向き、風速、気温、湿度を観測しています。また、雪の多い地方の約330ヵ所では「積雪」も観測しています。
番組情報
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・