「讃岐うどん」を中国から持ち帰った「誰もが知る僧侶」
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月7日放送分のテーマは「うどんの豆知識」です。
全国にはさまざまなうどんがあり、「ご当地うどん」とも呼ばれています。代表的なうどんの1つが、コシの強さで知られる香川県の「讃岐うどん」です。また、香川県の一世帯あたりのうどん消費量は全国1位とされています。
讃岐うどんは、平安時代を代表する僧侶「弘法大師・空海」が、当時の中国・唐からうどんの技術を持ち帰り、故郷(現在の香川県)で広めたという伝説があるそうです。
讃岐うどんは「かけ」の他にも、濃いめのだし汁をかけた「ぶっかけ」、ゆで汁と一緒に桶に盛った「釜揚げ」など、さまざまな食べ方があります。
讃岐うどんと並び「ご当地うどん」の代表と言われるのが、秋田県の「稲庭うどん」です。「稲庭」は地名であり、現在の湯沢市稲庭町を指します。
江戸時代初期、佐藤市兵衛が地元・稲庭産の小麦粉を使って乾燥させた「干しうどん」を製造したのが、稲庭うどんの始まりとされています。
稲庭うどんは平たい細麺で、しっかりしたコシと、のどごしのよさが特徴です。製法や産地が限定されており、それ以外のものは「稲庭うどん」と名乗ることができないそうです。
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