季節ごとに違う「お祭りの目的」とは?

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月26日放送分のテーマは「お祭り」です。

季節ごとに違う「お祭りの目的」とは?

※画像はイメージです

「お祭り」とは、神様を信仰する人々が捧げものを行い、神様の魂を迎え、おもてなしをする儀式です。また、神様と人間とのつながりを深める行事でもあります。

日本では古くから稲作文化が定着しています。稲は天気の影響を受けやすいので、「神々や大自然の力で稲がつくられる」と考えられていました。そのため、神様に祈りや感謝の気持ちを表した、稲作と関連するお祭りが四季を通じて存在します。

例えば、春は始まりの季節です。田植えなど、農作業の忙しい時期を迎えるにあたり、豊作を願うのが「春のお祭り」とされています。

それに対して「夏のお祭り」は、農作物を害虫や台風などから守るための祭りであるのと同時に、この時期に流行しやすい病気から人々を守るための祭りでもあるそうです。

「秋のお祭り」は収穫に感謝し、豊作を祝うお祭り。そして「冬のお祭り」は、田んぼの神様をねぎらい、来年の豊作を願うお祭りだそうです。

他にも、全国各地に伝わるお祭りにはそれぞれ意味や目的があります。特に夏のお祭りは、お盆の時期と重なることが多いため、先祖や死者の魂を鎮める目的もあるそうです。

番組情報

羽田美智子のいってらっしゃい

毎週月曜〜金曜 7:37 - 7:42

番組HP

晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・

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