「ねぶた」と「ねぷた」って何が違うの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月30日放送分のテーマは「お祭りの豆知識」です。
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※画像はイメージです
青森県の代表的な夏祭りに、「青森ねぶた祭」と「弘前ねぷたまつり」があります。
「ねぶた」と「ねぷた」の違いは諸説ありますが、七夕の時期に行われていた睡魔を払う行事「眠り流し」の「眠り」が「ねむた」に変化し、「ねぶた」「ねぷた」になったという説があるそうです。
「青森ねぶた祭」の「祭」は漢字ですが、「弘前ねぷたまつり」の「まつり」はひらがなです。また、「青森ねぶた」は立体的な人形の形をした灯篭が中心なのに対し、「弘前ねぷた」は丸みを帯びた扇型の灯篭がメインになっています。
さらに「青森ねぶた」の周りには「跳人(はねと)」と呼ばれる踊り手たちがいます。「弘前ねぷた」の方には、跳人はいないそうです。掛け声も「青森ねぶた」は「ラッセラー」ですが、「弘前ねぷた」は「ヤーヤドー」と言われます。
青森市と弘前市以外でも、青森県内では「ねぶた」や「ねぷた」と名前の付くお祭りが、いくつも行われているそうです。