「だだちゃ豆」の「だだちゃ」ってどんな意味?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月5日放送分のテーマは「ブランド枝豆」です。
日本には特定の地域で昔から栽培されてきた「枝豆」があります。地域の農家によって代々受け継がれてきた品種で、希少価値が高く、「ブランド枝豆」とも呼ばれています。
その1つが「だだちゃ豆」です。茶豆を代表する品種で、山形県鶴岡市の周辺、限られた地域で江戸時代から地元農家の方が大切に守り、生産されてきました。「だだちゃ」は方言で「お父さん」や「親父」などの意味があります。
江戸時代、この地域の殿様に枝豆を献上したところ、美味しさにとても感動したそうです。「この枝豆はどこのだだちゃがつくった豆だ?」「あのだだちゃがつくった豆が食べたい」と言ったことから、「お父さん・親父の豆=だだちゃ豆」となったのが通説とされています。
また、「だだちゃ豆」と並ぶブランド枝豆の代表の1つが、新潟県の「くろさき茶豆」です。現在の新潟市西区・黒埼地区で栽培されているのが名前の由来とされています。
「くろさき茶豆」最大の特徴は独特の香りです。ポップコーンの香りにも例えられ、茹でると家中にいい香りが広がります。
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