山形県の「すだまり氷」って、どんなかき氷?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月13日放送分のテーマは「かき氷にかけるもの」です。
昭和・戦前まで、かき氷にかけるものと言えば「砂糖」か「砂糖蜜」、もしくは「小豆餡」が定番メニューでした。ちなみに、砂糖をかけたものは「雪」、砂糖蜜をかけたものは「みぞれ」、小豆餡をのせたものは「金時」と呼ばれます。
その後、戦後の時代になると「かき氷専用シロップ」が登場します。なかでも昭和40年代、電気冷蔵庫の普及とともに「かき氷ブーム」が起き、それがきっかけで広く認知されたのが「明治屋」の『マイシロップ』です。
現在、かき氷のバリエーションはとても豊富で、見た目的にもインスタ映えするものが数多くあります。また、鹿児島県の『しろくま』のように郷土名物になっているかき氷もあります。
山形県・山辺町には、「すだまり氷」というかき氷があります。「すだまり」とは「酢醤油」のことで、いちごシロップなどのかき氷に酢だまりをかけたものが「すだまり氷」です。
酢醤油をかけることで、後味がサッパリしたかき氷になるそうです。この地域では、明治末期から食べられてきた伝統の味とされています。
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