かき氷屋さんの「氷旗」が持っていた「重要な意味」
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月14日放送分のテーマは「かき氷の雑学」です。
7月25日は「かき氷の日」です。「一般社団法人 日本かき氷協会」が定めたもので、「この日は『日本かき氷協会』に参加しているかき氷店に行き、かき氷を食べましょう」と呼びかけているそうです。
7月25日が「かき氷の日」となった由来ですが、古くからかき氷は俳句などで「夏氷」と呼ばれ、夏の季語にもなっています。そこで、「な(7)つ(2)ご(5)おり」と読む語呂合わせが考えられました。
また1933年(昭和8年)、山形県山形市で当時の日本の最高気温「40.8度」が記録されたことにちなみ、かき氷を食べるのにふさわしい日として、7月25日が「かき氷の日」に選ばれたそうです。
ちなみに、かき氷屋さんにある「氷」と書かれた旗は「氷旗」と呼ばれます。明治時代、氷が一般的に発売されるようになると、なかには衛生的に問題のある粗悪な氷もあったそうです。
そこで検査を行い、合格した業者には営業許可の記として、旗を掲げることが義務付けられました。当時は「氷」の文字の他にも「氷の生産地」などが書かれており、これが現在の「氷旗」のルーツとされています。
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