競技用プールがなかった時代、五輪「競泳」種目はどこで行われたの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月17日放送分のテーマは「プール」です。
本来、英語で「プール(pool)」は「水たまり」という意味であり、一般的にイメージされる泳ぐためのプールは「スイミングプール(swimming pool)」と言います。ただ、日本では「スイミングプール=競技用プール」のイメージが強いそうです。
オリンピックの「競泳」種目で、競技用プールが初めて使われるようになったのは、1908年のロンドン大会からです。それまでは、例えば第1回アテネ大会が「海」。第2回パリ大会は「川のほとり」。第3回セントルイス大会では「人工の湖」で行われていました。
競技用プールの歴史は100年程度ですが、古くは海や川などをせき止めてつくった「天然のプール」があったと考えられています。
江戸時代の1803年、当時の会津藩に建てられた人材育成のための学校「日新館」には、「水練水馬池」という池があります。この池は「日本最古のプール」と言われているそうです。
「水練」では、鎧や兜を身に付けた状態で池に入り、泳ぎの練習をしていたそうです。
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