秋の七草の1つ 「美しい女性をも圧倒する花」って何?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月26日放送分のテーマは「秋の七草」です。
秋の七草とは、「萩」「尾花」「葛」「撫子」「女郎花」「藤袴」「桔梗」のことです。
「萩」の漢字は「草かんむりに秋」と書くように、まさに秋を代表する花の1つです。
「尾花」はススキの別名で、ススキの穂が動物の尾に似ていることが名前の由来と言われています。
「葛」は、古くから食用や薬用として利用されています。根から採れるデンプン質は「葛粉」と呼ばれ、葛餅や葛切りの原材料として使われています。また、根を乾燥させたものは「葛根湯(かっこんとう)」となります。
「撫子」は総称で、秋の七草における「撫子」とは、古くから日本各地に自生する「カワラナデシコ(河原撫子)」とされています。日本女性の清楚さを表す言葉に「大和撫子」がありますが、「撫子」はこの花のことです。
「女郎花(おみなえし)」の「女郎(おみな)」には「美しい女性」という意味があり、そんな美しい女性をも圧倒するほど美しい花という意味があるそうです。
「藤袴」は花びらの形が筒状で、袴に似ていることからこの名前が付けられました。また、「桔梗」は風船のような愛らしいツボミと、星形の美しい花が特徴的です。
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