「髪の色」は本来「無色」 どうやって色が決まるの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月16日放送分のテーマは「髪の毛の色」です。
髪の毛の色は本来「無色」であり、色はないそうです。髪の色は結果として、髪の毛に含まれる「メラニン色素」の種類と量によって決まります。
メラニン色素には、黒や褐色系の「ユーメラニン」と、黄色と赤の中間色のような「フェオメラニン」があります。
ユーメラニンの量が多いと「黒髪」になります。ユーメラニンの量が少なくなるにつれて「茶髪」「金髪」「銀髪(グレイヘア)」となり、メラニン色素がほとんど含まれなくなると「白髪」になります。髪の色は遺伝的な要素が強く、人種によっても特徴があるそうです。
メラニン色素は「メラノサイト」という細胞でつくられます。それが髪の組織のもとになる「毛母細胞」に渡され、髪の毛に取り込まれます。
白髪になるのは、「メラノサイト」の働きが低下してメラニン色素がつくられなくなったり、毛母細胞に色素が渡されなくなるからだと言われています。
メラノサイトの働きが低下してしまう原因は、加齢、遺伝、ストレスなどと考えられていますが、よくわかっていないそうです。
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