「信用」と「信頼」 似ているけれど「使い分けるコツ」は何?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月14日放送分のテーマは「信用と信頼」です。
「信用」も「信頼」も、相手を信じる気持ちという意味では同じような言葉ですが、実際は細かなニュアンスの違いがあります。
「信用」には「確かなものと信じて受け入れること」「信じて疑わないこと」という意味があります。「店の信用に関わる」「あの人は信用できる」などのように使われます。
それに対して、「信頼」には「信じて頼りにすること」「頼りになると信じること」という意味があります。「信頼できる先生」「消費者の信頼を裏切る」といったように使われます。
つまり「信用」とは、これまでの行いや実績、成果に対する評価から生まれるもの。「信頼」とは、その人自身の人柄や考え方、言動などの評価から生まれるものだと言われています。
また「信頼」は、受ける印象によっても大きく変わるそうです。お互いのやり取りのなかで築かれるものであるため、「信頼関係」という言葉はあっても、「信用関係」という言葉はありません。
また一般的には、ある程度の時を経て「信用」を感じ、「この人なら大丈夫」といったように「信頼」へと結びついていくそうです。
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・