かつて「東洋のエッフェル塔」と呼ばれたタワーは?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月19日放送分のテーマは「タワーの豆知識」です。
2022年、数あるタワーのなかで、初めて国の重要文化財に指定されたタワーがあります。それが愛知県名古屋市の「中部電力 MIRAI TOWER」です。
1953年にテレビの本放送がスタートし、遠くまで確実に電波を届けられる大きなテレビ塔が、各地で必要とされました。そんななか、1954年に日本初のテレビ塔として建てられたのが「名古屋テレビ塔」です。
高さ180メートル。当時は東洋一の高さを誇り、その姿は「東洋のエッフェル塔」とも呼ばれたそうです。
設計を手掛けたのは、「日本の耐震建築の父」と呼ばれた建築家・内藤多仲さん。その後は「さっぽろテレビ塔」「通天閣(大阪)」「東京タワー」なども設計されています。
「名古屋テレビ塔」は2011年、テレビ用の電波がアナログ放送からデジタル放送に切り替わったため、電波塔としての役目を終え、観光タワーとして新たな一歩を踏み出しました。
2020年には大規模な改修工事を経てグランドオープン。2021年に、現在の「中部電力 MIRAI TOWER」へと名前を改めました。
番組情報
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