「お正月飾り」は、いつから飾っていいの?
公開: 更新:
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月26日放送分のテーマは「お正月飾り」です。
本来、お正月は五穀豊穣や、稲の神様と言われる「歳神様」を迎える期間であり、そのために飾るのが「お正月飾り」です。例えば「門松」は、歳神様が訪れる際の目印として立てられます。
その際、生命力のある「竹」や長寿を意味する「松」を飾ることで、「その年も1年、健康で長生きしますように」という願いが込められています。
また「しめ飾り」に使われる「しめ縄」には、「神様を迎える準備ができた」という印と、邪悪なものを寄せつけない「結界」の意味があるそうです。
お正月飾りを飾る時期としては、「正月事始め」である12月13日以降なら、いつ出しても構わないそうです。現在は、クリスマスが過ぎた12月26日ごろから飾り始めるのが一般的とされています。
ただし、「飾るのを避けた方がいい」と言われる日もあり、それが「12月29日」と「12月31日(大晦日)」です。理由としては、「29」の発音が「二重の苦」を連想させ、「苦立て」という縁起が悪い日とされるため……と言われています。
大晦日に関しては諸説ありますが、その1つが「一夜飾り」……歳神様に対して「誠意を欠く行為だから」とされています。
番組情報
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・