自転車「青切符」16歳以上に導入へ 「背景に電動アシスト自転車の普及。ただ、罰金稼ぎの思惑も?」辛坊治郎が持論

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キャスターの辛坊治郎が12月21日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。警察庁の有識者検討会が同日、16歳以上の自転車利用者にも「青切符」を交付する反則金制度を導入するとの中間報告をまとめたことを巡り、「背景には電動アシスト自転車による重大事故がある。ただ、交通違反件数が減る中、自転車利用者から罰金を稼ごうという思惑もあるのではないか」と持論を展開した。

※イメージ

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自転車の交通ルールや取り締まりの在り方を議論する警察庁の有識者検討会は、16歳以上の交通違反に交通反則切符(青切符)を交付する制度を導入するとの中間報告をまとめた。信号無視などの違反をした者に反則金納付の通告が可能になり、金額は5000円~1万2000円ほどを想定している。また、走行中の携帯電話の使用や酒気帯びには罰則を新設し、酒気帯びは交通切符(赤切符)の対象とします。

辛坊)これまでは、自転車に関して制度がなかったため、本気で取り締まりをしようとすると赤切符を切らざるを得ませんでした。しかし、赤切符を切って裁判を実際に始めるということになると、あまりにも大げさになってしまいます。このため、現実的な取り締まり状況からすると、その場で警察官が注意するというような形でした。

ただ、電動アシスト自転車が普及するようになり、重大な事故も増えてきました。電動自アシスト転車は一般的な自転車より重量がありますから、衝突したときの相手のダメージは一般的な自転車よりはるかに大きいです。こうした中、重大事故の抑止力として青切符の導入が現実味を帯びています。

反則金は大半が原付並みを想定しているようです。世論としては、青切符の導入には「賛成」の人が圧倒的に多いはずです。なぜなら、自転車に乗る人より歩行者のほうが多いですからね。

ただ、ものすごくゆがんだ見方をするならば、交通違反件数そのものが減る中、自転車利用者から罰金を稼ごうという思惑もあるのではないかと感じます。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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