生産量日本一のまち 真岡市でいちごフェス
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今月15日と16日の2日間、イチゴの生産量日本一を誇る栃木県真岡市で、日本最大級のいちごのイベント「ストロベリーワールド in 真岡」が開催され、県内をはじめ県外からも大勢の来場者で賑わった。

正面に飾られたいちごの巨大オブジェ
今回のイベントは、真岡市政の施行70周年を記念して初めて開かれたもので、イベント会場である井頭公園では、多くの地元いちご農家が出展し、美味しくて新鮮ないちごの販売やイチゴソーダにクレープなど、地元産のイチゴをふんだんに使ったスイーツやグルメが並んだ。

「全国ブランドいちご食べ比べパック」の販売
面白いのが福岡県産の「あまおう」や茨城県産の「いばらキッス」、埼玉県産の「あまりん」など全国6品種と真岡市産3品種をセットにした全国ブランドいちご食べ比べパックや、全国ブランドいちご食べ比べ大福の販売もあって、ブースには長い行列ができた。

会場で販売された「全国ブランドいちご食べ比べパック」
今回は井頭公園のメイン会場のほかに、サテライト会場として真岡駅SLキューロク館や久保記念観光交流館、道の駅にのみやでも同時に開催。臨時の周遊シャトルバスでまわる方も多くいて、まさにいちごを楽しむまちめぐり。

石坂真一真岡市長
真岡市の石坂真一市長は「日本一のいちごの産地として、味も質もまさに日本一のいちごを作っている土地。真岡の素晴らしさを多くの皆さんに知って頂きたい。そして是非またお越し頂きたい」と述べた。

ベリーズ(左=ムラタニンニクン、右=ベリー大坪)
また、この日イベントで司会を務めた栃木県住みます芸人お笑いコンビ「ベリーズ」のベリー大坪氏は「父と祖父が真岡にゆかりがあり、栃木県そして真岡市はますますパワーアップしているので、これからも注目して頂きたい」と述べ、ムラタニンニクンも「真岡市に遊びに来ていちごをたくさん食べて欲しい」と言いつつ、最後は2人で「いちごのように我々いつでも出荷できる準備は出来ていますので、ぜひ東京でも!」としっかり自身もアピールした。

販売の様子
兵庫県西宮市から来ていた親子は「娘が宇都宮大学に通っていて、このイベントを知って一緒に来た。娘が農学部で米といちごが好きなので」と話し「真岡のいちごは美味しい」とイベントを堪能していた。