日本に古くから伝わる「人の一生」にまつわる風習「冠婚葬祭」は、誰もが一度は通る、無くてはならない「人生の道標」のようなものです。「明日はもっといい日になる」(「上柳昌彦 あさぼらけ」内、毎週水曜日・午前4時40分ごろ放送)では、全国の聴取者の方からのおたよりをご紹介しながら冠婚葬祭の大切さをお伝えしています。番組では1月12日(月・成人の日)、ニッポン放送のイマジンスタジオで「公開収録&トークショー」を開催、大変多くのリスナーの方がお越し下さいました。トークショーでは、番組パーソナリティの上柳昌彦アナウンサーが初体験(?)となる棺からのレポートを披露。来場いただいた方から感想もいただきました。

上柳アナも「入棺体験」
(神奈川県座間市・エースドライバーてつやさん)
実際に棺の中に入る「入棺体験」、私はちょっと不安でした。じつは私、身長180㎝、体重100㎏あるんです。特注の棺でないと入らないのではと思ったのですが、スタッフの方に伺うと、「大丈夫ですよ!」とのことで体験いたしました。横幅は狭かったですが、ちゃんと入れました。何となくフワフワしていて、ふたを閉めてもらっても不安のようなものはありませんでしたし、ふたまでの距離もあって、息苦しさは感じませんでした。貴重な体験になりました。
(千葉県木更津市・シュリンプさん)
(会場に入ると)棺桶が用意されているのに驚きました。私は入ってみたいと思いませんでしたが、代わりにうえちゃんが入っていただいて、実況がリアルに伝わりました。貴重な時間をありがとうございました。
番組の「公開収録&トークショー」では、公開収録に参加された方のなかから希望者に棺に入っていただく「入棺体験」を実施。上柳アナウンサーも実際に体験したことで、いろいろ考えるところがあったと話しました。会場に用意された棺に入ってみると、ふたを閉められても中が真っ暗やみにならないということは、“新たな発見”だったといいます。

1月12日に行われたトークショーの模様
(じゅんママさん)
互助会の積立金は葬儀以外(の冠婚葬祭)にも使えることや、「デスフェス」というイベントがあるということが分かりました。
「デスフェス」は「Death(死)」と「Festivai(祭り、フェス)」を組み合わせた造語で、2024年から4月14日を「よい死の日」として、その日の前後に東京・渋谷を拠点としてイベントを開催しています。(全日本冠婚葬祭互助協会協賛)「死をタブー視」せずに向き合うことで、一日一日を、一生懸命生きていこうというわけなんですね。今回はトークショーにも参加された「デスフェス」の共同代表、市川望美(いちかわ・のぞみ)さん、小野梨奈(おの・りな)さんに、いま注目を集めている「グリーフケア」について、お話を伺いました。

デスフェス共同代表・市川望美さん(右)、小野梨奈さん(左)
死をタブー視しないで考えることで、毎日を大切に生きる~「デスフェス」共同代表のお2人に聞く、注目の「グリーフケア」とは?
―そもそも、「グリーフケア」とはどんなものですか?
あくまでも一般論ですが、人が亡くなると、残された家族は、何らかの「喪失感」に見舞われます。それは孤独感や怒り、自責の念や無力感など、1人1人違った形で現れるといいます。そんな1人1人に寄り添ってケアすることを「グリーフケア」といいます。実際の「グリーフケア」はお医者さんやカウンセラーの方による「カウンセリング」を受けたり、同じように肉親や家族を亡くされた方々と「話をする」ことで、心の回復への道のりを探っていきます。
―もしも、「グリーフケア」を行わないと、どんなことが起こりやすいですか?
喪失感によって、日常生活への影響が出てしまう方もいらっしゃると聞きます。その力が、自分の内面に向いてしまうと、食事が摂れなくなったり、自暴自棄になってしまう方もいます。逆に力が「怒り」として、ほかの人に向いてしまう方もいます。まずは、誰かが亡くなった時の「喪失感」は、誰にでも起こりうることだという自覚を持って、家族とよく話したり、気の置けない友人と語り合ったり、場合によっては専門家の方のサポートを受けて、心を癒していくことが必要ではないでしょうか。
亡くなった方だけでなく、残された家族のサポートも
全日本冠婚葬祭互助協会では、グリーフケア資格認定制度を立ち上げて、多くの加盟事業者で、グリーフケア士の資格を持った方がいます。あなたの大切な方が年齢を重ねてきたら、お近くの加盟事業者を確認した上で、葬儀はもちろん、遺された家族の心のケアまで考慮して、互助会に気兼ねなく頼ってみてはいかがでしょうか。

ニッポン放送イマジンスタジオ
1月12日(月・成人の日)に、ニッポン放送イマジンスタジオで行われた、「明日はもっといい日になる」の公開収録の模様は、21日(水)、28日(水)の2週にわたって、午前4時40分ごろから、お送りする予定です。こちらもぜひお聴き逃しなく。





