きょうから8月、東北地方は夏祭りウィークに突入です。
青森ねぶた祭、秋田竿灯まつり、仙台七夕まつりをはじめ、各地で夏祭りが開催されます。
東京から北へ向かう東北新幹線も、新青森・新函館北斗行の「はやぶさ」号を中心に盛況。
「駅弁膝栗毛」も今日からしばらく東北シリーズでお届けしていきます。
東京の北の玄関口・上野駅も今「お祭り」ムード!
7月17日「国立西洋美術館」を含む「ル・コルビュジエの建築作品」が「世界文化遺産」への登録が決定しました。
東京23区では初めての世界遺産、7カ国(フランス・日本・ドイツ・スイス・ベルギー・アルゼンチン・インド)にまたがる世界遺産というのも初めて。
東京・上野もついに「世界遺産のある街」となったワケです。
そんなお祭りムードを盛り上げる、上野駅オリジナルの駅弁が発売されています。
NRE大増が調製している「ワッショイ!上野 彩り弁当」(880円)。
「ワッショイ!上野キャンペーン」にあわせた駅弁で、7/1~9/30までの期間限定駅弁です。
1ヶ月ごとに掛け紙が変わるのも面白く、画像のパンダが躍る掛け紙は7月の掛け紙。
8月は「手ぬぐい」、9月は「西郷さん」が予定されています。
首都圏エリアの駅弁は「NRE大増」の共通商品が多く、特定駅のオリジナル駅弁は少数派。
見かけたらぜひゲットしておきたい駅弁なのです!
【お品書き】
彩りいなり寿司・3種(国産米使用)
・ひらたけ煮 栗煮 飾り人参煮
・いくら醤油漬 鮭フレーク
・鶏そぼろ 錦糸玉子 グリーンピース
玉子焼
鶏唐揚
赤パプリカ揚
ポテトサラダ
煮物(里芋・穂筍・人参・椎茸・いんげん)
様々な食材を載せた彩り華やかな「いなり寿司」がメインの駅弁です。
「NRE」の発表では、JR東日本・上野駅の社員の方のアイディアが満載とのこと。
私がいただいた印象では「鮭はらこ」や「鳥めし」など「NRE大増」の名物駅弁の具材も満載といった印象。
3か月限定のお祭り駅弁だけに、東京駅弁のお祭り気分も味わえそうです。
量も少なめなので東北方面へ2~3時間の乗車なら、ちょうどいい腹持ちといったところでしょう。
東京(上野)で駅弁を買って、東北新幹線「はやぶさ」に乗り込めば、3時間あまりで青森へ。
特に東京8:20発「はやぶさ5号」、9:36発「はやぶさ9号」なら、東京~新青森間は「2時間59分」です。
乗車した7月の三連休の初日、新青森駅に降り立つと、青森市の観光キャラクター「ねぶたん」と「ハネトン」が・・・。
ひと足早く”ラッセラー!ラッセラー!”と踊って熱烈歓迎です。
今年の「青森ねぶた祭」もいよいよ明日、8/2から始まりますね!
JR東日本・新青森駅の方や新幹線のキャラクター「はやぶさ翔」も熱烈歓迎。
「公式サイト」によると、小さな頃からハネトのリズムが体に刻まれ“ねぶた命”が身上とか!?
実はこの7~9月は「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」という観光キャンペーンが開催中。
北海道新幹線の開業もあって、青函エリアへの観光が、特に”ウェルカム”な3か月なのです。
さあ、今週特に「アツい」青森、その駅弁と温泉を巡っていきますよ!!
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
「ライター望月の駅弁膝栗毛」
(取材・文:望月崇史)
【ごあいさつ】
はじめまして、放送作家の望月崇史(もちづき・たかふみ)と申します。
ニッポン放送には、昔の有楽町の社屋の頃から、かれこれ20年お世話になっています。
最近では、月~木・深夜24時からの「ミュ~コミ+プラス」で放送された、
「ルートハンター」のコーナーに、5年ほど出演させていただきました。そんな私がライフワークとしているのが「駅弁」の食べ歩き。
1年間に食べる「駅弁」の数は多い年でのべ500個。
通算でも4500個を超えているものと思います。
きっかけとなったのも、実はニッポン放送の番組。
2002年~05年に放送された「井筒和幸の土曜ニュースアドベンチャー」の
番組ウェブサイトで「ライター望月の駅弁膝栗毛」を連載することになり、
本格的に「全国の駅弁をひたすら食べまくる生活」に入りました。
以来、私自身のサイトや、近年は「ライター望月の駅弁いい気分」というブログで
「1日1駅弁」を基本に「駅弁」の紹介を続けています。
”駅弁生活15年目”、縁あってニッポン放送のサイトで連載させていただくことになりました。
3つの原則で「駅弁」の紹介をしていきたいと思います。①1日1駅弁
②駅弁は現地購入
③駅弁のある「旅」も紹介「1日1駅弁」ですので、日によって情報の濃淡はありますが、
出来るだけ旬の駅弁と鉄道旅の魅力をアップしていきますので、
ゆるりとお付き合い下さい。
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/